https://tsr.tungaloy.com/wp-content/uploads/product_logo/logo_ballfinishnose.svg

BallFinishNose – クランクシャフト – AH715

生産性と工具寿命の向上

従来品は、クランクシャフトの穴の面取りにソリッドボールエンドミルを使用していた。
面取り幅が1.2mmと大きいため、この工程ではビビリが発生しやすかった。 そこで、2枚刃のインサート式ボールエンドミルを提案した。
刃数を従来品の4本から2本に減らすことで、ビビリの発生を抑えた。 さらに、インサートタイプの工具に切り替えたことで、工具の単価が下がり、工具コストが半分になった。

BallFinishNose
産業 自動車
加工部品 クランクシャフト
ISOコード P – 鋼P – 鋼
被削材 S45C/C45
工作機械(スピンドルタイプ) 小型縦型マシニングセンタ(#30、HSK40)
加工分類 転削
加工形態 面取り加工
製品名 BallFinishNose
TSR No. 5034M
クランクシャフト

使用工具

タンガロイ 他社品
ボディ EBFM12S12S110 ソリッドボールエンドミル
有効刃数 2 4
工具径 12 12
インサート ZFBM120R00MJ
コーナ数 1 1
材種 AH710 PVD

切削条件

タンガロイ 他社品
切削速度 V/c (mm/min) 40 27
刃当り送り f/z (mm/t) 0.04 0.026
送り速度 Vf (mm/min) 85 75
切込み ap (mm) 1.5 1.5
切削油 ドライ加工 ドライ加工

試験結果

加工能率1.1倍

工具費50%削減