TetraForce-Cut – シャフトステーター – AH725

工具寿命の改善

従来の工具である面取り付総形インサートでは、長い切りくずが発生するため、切りくずを切断するためにステップ送りを用いた加工が必要であった。TetraForce-Cutは、ステップ送りを行わずに送り速度を上げることで、3パスの加工が必要であったが、成形インサートと同じサイクルタイムを達成した。TetraForce-Cutは、工具の欠損とびびりを防止するため、工具寿命を2.5倍に延長した。さらに、特殊工具を標準工具に置き換えることで、工具コストを大幅に削減した。

TetraForce-Cut
産業 自動車
加工部品 シャフト・ステーター
ISOコード P – 鋼P – 鋼
被削材 S45C
工作機械(スピンドルタイプ) CNC旋盤
加工分類 旋削
加工形態 外径溝入れ
製品名 TetraForce-Cut
TSR No. 509T
シャフト・ステーター

使用工具

タンガロイ 他社品
ホルダ STCR2525-27-CP 25x25シャンク
インサート TCS27-196-015 特殊溝入れインサート
コーナ数 4 3
刃幅 1.96 1.96
材種 AH725 PVD

切削条件

タンガロイ 他社品
切削速度 V/c (mm/min) 210 170
送り f (mm/rev) 0.15 0.12
溝深さ (mm) 2 2
切削油 湿式 湿式

試験結果

工具寿命2.5倍