生産性と工具寿命の向上

自動旋盤でステンレス鋼1.4404製の27 mm六角カラーを突切りする際、以前の工程では工具寿命が安定せず、インサート交換が予測できなかったため、生産性が制限されていました。
ステンレス鋼加工で優れた耐摩耗性と耐欠損性を発揮するように設計されたAH7025 PVD材種のインサートを装備したタンガロイのTungCutシステムに切り替えることで、安定した加工性能を得ることができました。
その結果、刃先1本当たりの生産個数は、100～250個という変動から400個という安定した生産になり、工具寿命は60％以上改善され、工程の信頼性も向上した。生産性は大幅に向上し、製造工程の予測可能性も大幅に向上した。