TetraMini-Cut – シャフトパーキング – NS9530

工具コストの改善

スイス旋盤でS35Cシャフトパーキング部品の外径溝入れ加工を行う際、機械外でインサートを交換する際のホルダーのミスアライメントが原因で品質問題が発生し、以前の工具では1刃あたり1000個に達する前にチッピングが発生することがしばしばありました。
精密なインサートクランプと安定した切削性能で知られるNS9530材種を使用したタンガロイのTetraMini-Cutシステムを採用することで、インサートの安定性と工具寿命の両方が大幅に改善されました。
この新しいソリューションにより、早期のチッピングがなくなり、一貫して信頼性の高い性能を確保できるようになり、自動車やEVアプリケーションの生産量の増加が見込まれています。

TetraMini-Cut
産業 自動車
加工部品 シャフトパーキング
ISOコード P- 鋼P- 鋼
被削材 S35C
工作機械 自動盤
加工分類 溝入れ
加工形態 外径溝入れ
製品名 TetraMini-Cut
TSR No. 122016G
シャフトパーキング

使用工具

タンガロイ 他社品
ホルダ QC12-STCR18 12x12シャンク
インサート TCG18R300-010 3コーナーインサート
コーナ数 4 3
刃幅 3 3
材種 NS9530 PVD材種

工具寿命

タンガロイ 他社品
工具寿命 (個/コーナ) 1000 1000

切削条件

タンガロイ 他社品
切削速度 V/c (m/min) 100 100
送り f (mm/rev) 0.07 0.07
溝深さ (mm) 1 1
切削油 外部給油 外部給油

試験結果

インサートあたりの工具寿命1.3倍