工具寿命の改善

SS400シャフトピンの外径溝入れ加工では、従来の工具では溝幅に傷が発生することが多く、品質上の問題や工具寿命が満足に得られなかった。耐摩耗性AH6235材種を使用したタンガロイのTetraMini-Cutを採用することで、工具の高剛性クランプと精密なインサート形状により、表面欠陥のない安定した加工を実現した。
その結果、切れ刃1本当たりの生産個数が600個から800個に増加し、工具寿命が33%向上し、安定した表面品質が確保された。